女性ホルモンのお話

名前は知っているけど、どんな役割やどこで作られているのか等、知っているようで知らないことが多いはず。

女性として欠かせない大事なチカラですのできちんと知っておきましょう。

そもそもホルモンって何?

ホルモンは体内の情報伝達物質のひとつです。
体の様々な臓器や内分泌器官から分泌されたホルモンは各部位に届き、健康維持のために働きます。
そのため、ホルモンの分泌や伝達がうまくいかないと体に不調や病気が起こります。

誰もが知っているホルモンのひとつがドーパミン。
ドキドキしたり、ワクワクしたりなど、興奮したときに分泌され、意欲を出してくれる作用があります。

女性ホルモンって何?

100種類以上あるホルモンの中で女性ホルモンと呼ばれているのは、2種類。

・美のホルモン エストロゲン

・母のホルモン プロゲステロン

どちらも、卵巣で作られます。

どんな役割なの?

エストロゲンは乳房を豊かにしたり、肌や髪の毛をつややかにしたりといった美容に嬉しい効果のほか、骨や血管を丈夫にするなどの作用があります。

プロゲステロンは妊娠に備えて体温を上げたり、子宮内膜をふかふかにしたりするなどの働きを担います。

女性ホルモンをアップさせる方法

女性ホルモンをアップさせる方法を3つご紹介いたします。

① ランチには肉と魚

女性ホルモンの元になるのは、良質なタンパク質と脂質です。

それを作るためには、良質な肉や魚などのタンパク質を摂ることが大事なのです

② ドキドキを忘れずに

たとえば好きな人、友人と話したり、感動する映画を見たり、おしゃれしてデートしたり。

ドキドキするようなトキメキを生活にプラスしてみましょう。

トキメキはホルモン活性に有効な方法なのです。

③ 陽光を浴びながら深呼吸

大きく背伸びをするような気持ちで深く息を吸い、吐き出します。

これを5回繰り返してください。

深い呼吸は自律神経を整えるので、ホルモンバランスをケア出来ます。

セックスとホルモンの関係

インターネットなどでよく耳にする「イク」や「絶頂」という言葉。
これは女性がセックスによる刺激でオーガニズムを感じることを指しています。

実はこの「イク」という行為。ただ単に「気持ちいい」というだけでなく、女性の体に様々な影響を与えることが近年の研究で解明されました。

オーガニズムを迎えると、脳から「ドーパミン」や「セロトニン」などの神経伝達物質が分泌されます。

これらの神経伝達物質で心と体が満足感を得ると、自律神経や女性ホルモンのバランスが整います。

これにより、肌が潤ってより一層美しくなったり、ストレスが解消され優しくなれたり、血流がよくなることでのダイエット効果があったりと女性にとって嬉しい効果が期待できます。

また、更年期の女性ホルモンの急激な変化を緩やかにする効果も期待できます。

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